こんにちは!さんだん花ガーデン鍼灸整骨院の吉村です。今回も津液についてお伝えしたいと思います。津は全身を循環して組織を滋潤していきます。液はゆっくりと流れて骨の中心にあるとされる髄にたまります。頭部の髄にたまった液は脳に栄養を与え、外部の刺激から脳を守ります。また、関節にたまった液は動きを滑らかにします。津液が不足すると、身体が乾いて様々な不調が起こります。多すぎると体内のどこかで流れが滞り、たまって粘り気の多いものに変わります。滞留してしまった津液は、正常な水分ではないので湿(しつ)や痰(たん)と呼ばれ、身体の不調の原因になるとされます。津液が身体から出るときには、汗・涙・鼻水・よだれ・つば・の5つの形態をとります。これを五液(ごえき)と呼びます。五液は竅(きょう)から出ます。竅は五臓が外につながる穴(ツボ)です。例えば目は肝(かん)の竅とされており、涙は目から出る液なので、肝の液ともいわれます。肝の状態が悪くなると涙が減って、目が霞んだり、乾きを感じるようになります。肝は心(しん)の液とされています。東洋医学では汗の量は心の状態と関連すると考え、少しの緊張でも汗を大量にかく人に対して、心の調子を整える治療をすることがあります。
さんだん花ガーデン鍼灸整骨院は宜野湾市宇地泊でクリニックぎのわんと連携して美容鍼・アロマテラピー・不妊鍼灸施術・交通事故治療・スポーツ障害など、患者様の様々な身体の悩み・痛み・不調について原因を探って解決に導きます。東洋医学と西洋医学双方の観点及び枠にとらわれない最適な治療をお一人おひとりに合わせご提供いたします。
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