こんにちは!さんだん花ガーデン鍼灸整骨院の吉村です。今回は老化と精についてお伝えしたいと思います。東洋医学では、精が不足すると足腰が弱くなり転びやすい、うまく歩けない、髪や歯が抜ける、耳が遠くなる、物忘れが増えるといった症状が現れるとされます。このような老化現象は、身体のスタミナ源である精の量と強く結びついているというわけです。東洋医学の原典といわれる古代中国の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」には、年齢と生命力の関係が紹介されています。そこでは女性は7年周期、男性は8年周期で生命力が大きく変化し、女性は49歳で閉経を迎え、男性は56歳で生殖能力が喪失するとされます。その後は一気に生命力が下がって、老化現象が顕著に現れるようになるといわれます。しかし、現在の日本人の平均寿命は80歳を超えています。生命力が落ちたまま、数十年を過ごさなければならないのでしょうか?ここでいう生命力とは、生きるためのスタミナ源である精の量といえます。先天の精は、だんだん減っていきますが、後天の精は自分で増やすことができます。つまり、後天の精を常に補充しておけば、精は不足せずに生命力の下降は緩やかになります。そのためには、様々な物をバランスよく食べて、水穀の精微を補給することが大切です。また、腎の働きを強くすれば、貯蔵されている腎精が充実していきます。最近では、腎の機能を強化し、腎精を増やすことで、認知症を予防したり、改善していく試みも行われています。
さんだん花ガーデン鍼灸整骨院は宜野湾市宇地泊でクリニックぎのわんと連携して美容鍼・アロマテラピー・不妊鍼灸施術・交通事故治療・スポーツ障害など、患者様の様々な身体の悩み・痛み・不調について原因を探って解決に導きます。東洋医学と西洋医学双方の観点及び枠にとらわれない最適な治療をお一人おひとりに合わせご提供いたします。
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